90秒でわかる解説動画
人と生きていきたいのに、孤独になってしまう。
人はいずれみんな自分を捨ててしまう。
自分は誰にも愛されない。「発達障害だから」「愛着障害だから」
「パーソナリティ障害だから」「毒親だから」そんな孤独への不安に苦しんでいる、
変われないという呪いに苦しんでいる、全ての人へ。Message
著者より
著者・中川瑛
GADHAの活動に取り組む中で、人間にとって「孤独」がいかに恐ろしいかを何度も考えさせられました。
失敗が恐ろしいのも、自分なんて価値がないと死にたくなることも、私なんてダメなんだと自暴自棄になることも、すべては「孤独」への恐怖から始まります。
お前なんか大したことがない、誰のおかげで生きているんだ、もっと敬え感謝しろ! そんな言葉で人を傷つける人も「孤独」への恐怖に常に怯えています。
人と生きる。
自他共に、持続可能な形で、美徳を発揮して、ケアし合いながら生きる。
それは間違い続けるプロセスであり、学び続けるプロセスであり、愛するということ、幸福です。
その関係を作れない人とは関係を終了することもまた、そのプロセスの中に含まれています。
人と生きることはとても難しいことです。
でも、その方法を学ぶことはできると信じています。
Book Talk
出版を記念して様々なイベントを開催します。
「虐待連鎖を抜け、人と生きることば」
『母が「女」とわかったら、虐待連鎖ようやく抜けた』著者 あらいぴろよさんと対談いたします。
Youtube Live(アーカイブ視聴も可)はこちらからご覧ください。終了後は「ブック/トーク感想会(オンライン、無料)」を開催しますので、こちらからお申し込みください。
「差別のない社会をつくる、人と生きることば」
4月30日日曜日10:00-11:00に、『差別のない社会をつくるインクルーシブ教育』編著者の野口 晃菜さんと対談いたします。
Youtube Live(アーカイブ視聴も可)はこちらからご覧ください。終了後は「ブック/トーク感想会(オンライン、無料)」を開催しますので、こちらからお申し込みください。
「信頼をはぐくむ、人と生きることば」
4月8日土曜日14:30-15:30に、新刊『保育が変わる信頼をはぐくむ言葉とかかわり』を出版された保育士おとーちゃんこそ須賀さんと対談いたします。
Youtube Live(アーカイブ視聴も可)はこちらからご覧ください。
GADHAメンバーによる読書会:ラウンドトーク編
GADHAメンバーによる読書会を開催し、「変わりたいと願う加害者」にとって、この本からどんな学びが得られるかについての発信を行います。
こちらは「ラウンドトーク」として本書を読んでの感想を広く自由に話しています。
動画はこちらからご覧ください。
GADHAメンバーによる読書会:テーマトーク編
GADHAメンバーによる読書会を開催し、「変わりたいと願う加害者」にとって、この本からどんな学びが得られるかについての発信を行います。
こちらは「テーマトーク」として「パートナーにケアの考え方を知って欲しいと思ってしまうこと」「GADHAに入って受け入れられなくなったこと」について話しています。
動画はこちらからご覧ください。
Comments
GADHAメンバーによる感想
鏡で初めて自分を観たような感じ
自分の事を書いているのかと思うくらい、当てはまる事が多過ぎて。怖いくらいです。もっと早く、この本に出会えていたら、、と思う反面、今出会えて良かったと心から思います。義務教育に取り入れたらいいのにと、正直思うくらいです。
読むページ毎に、気づきがあって、立ち止まって、振り返りがあります。でも、モヤモヤが言語化して、思考の構造が目に見えるようになると、なんとかできそうに思えてきます。病名がやっとわかったような。鏡で初めて自分を観たような、そんな感じです。
何度も読み返したい
「家の例え」は夫婦という元々全く異なる価値観を持つ2人の関係性として、とてもしっくりくるものがありました。本文でも言及があったように、一緒にいようと思い続けることには両者の合意が絶えず必要で、どちらかがそれをやめることに、合意はいらないという意識を常に持つことが、「家族だから何をしても許される」というような誤った考え方を防ぐことに役立つと感じました。
一方で、昨年GADHAプログラム(入門編)に参加し、意識レベルでは変わって、ぎこちないながらもケアを試みる日々が続いています。やはり「わかる」と「できる」の間にはものすごく大きな隔たりがあります。加害から変容に至るさまざまなステージの中で、何度も読み返したいと思えました。
同じ日本語を話しているのに…。
前のパートナーと離婚した時に、同じ日本語を話しているのに、相手のことを理解できず、自分のことも伝えられず、コミュニケーションってなんて難しいのだと思っていました。それは孤独になる言語化をしていたんだなあと腑に落ちました。
現実に根差し自他を尊重して共に生きるための言葉を紡ぐ。そのための思考を巡らせる。そうして誰かと関わることで生きててよかったと思えるんじゃないかと、いまは希望を持っています。
- Reading Group
本書を読んでくださった方々との読書会を定期的に開催します。本を読んだ感想や気になったところをシェアしながら、学びを深める場にしたいと思います。
GADHAのメンバーでなくとも、どなたでも参加することが可能で、参加費は無料です。内容は公開されず、顔出しは不要、匿名を強く推奨しております。
以下のリンクから参加を希望する日にちをお教えいただけましたら、読書会のためのZoomリンクをお送りいたします。Zoomの使い方はこちらをご覧ください。
日程
第1回4月8日15:45-16:45(保育士おとーちゃんとの対談後)
第2回4月30日11:15-12:15(野口さんとの対談後)
第3回5月30日13:15-14:30(ぴろよさんとの対談後)
今後、開催が決定した際に連絡を希望される方も以下よりお申し込みくださいませ。
孤独になることば、
人と生きることば
中川瑛・著人が離れていってしまう、あるいは人から離れてしまう。長期的に、無理がなく、一緒にいてくつろげる幸福な関係を人生において持つことができない。自分の弱さや喜びを安心して分かち合え、またその人の醜さや嬉しさを分かち合ってほしいと思える人間関係を持てない。
それが孤独です。
人と生きていきたいのに、孤独になってしまう。
人はいずれみんな自分を捨ててしまう。
自分は誰にも愛されない。そんな孤独への不安に苦しんでいる方。そんなあなたに本書を読んでいただけたら、本当に嬉しいです。
2023年3月29日発売99%離婚
モラハラ夫は変わるのか
中川瑛・原作、龍たまこ・漫画KADOKAWA「おれは仕事も家庭もうまくやっている」エリート会社員・翔がある日帰宅すると、家の中は真っ暗だった。
「どういうことだ?」この時すでに、【99%離婚】という状況になっていたことに、彼は全く気付いていなかった。傷ついてばかりできた妻・彩。自分がモラハラ被害者と気づいた彼女は、娘を連れて家を出ていた―。
「モラハラ夫は変わらない」世間ではそう言われています。これは、変わりたいと必死でもがく、一組の夫婦の物語です。
2022年12月26日発売若者のための
死の教科書
青文舎 2022年11月30日発売GADHA代表えいなか(中川瑛)が直面した「僕(のような人間)は子どもを持つことが許されるのだろうか?」という問いに悩み、葛藤しながら応じる論考が収録。自分の遺伝・環境要因から生じた何かを次の世代に残すことを恐れている人、この加害的な社会に新しい命を生み出すことに罪悪感がある人と共に考え続けていくための1冊。監修・島田裕巳(宗教学者)- Inquiry
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