加害者変容プログラム
GADHA Program
Transition Program
現在は入門・実践編を開講中。
理論編は2023年下旬に開講予定です。
Information
基本情報
Schedule
参加希望者が3名以上集まった時点で具体的に日程調整を開始します
実践編は入門編を受けた方のみを対象として実施していますGoal
プログラムのゴール
GADHA加害者変容プログラムは「自他共に、持続的に、ケアできる関係を、構築できる人になること」をゴールとしています。
※「パートナーとの関係を取り戻す」はプログラムのゴールにはなりません。それは異なる他者の意思決定が関わる問題だからです。プログラムでできることはあくまで自分の変容です。
Object
学習目標
入門編の内容をより実践的に行う、具体的には
1.想像:自他の言動を感情や信念体系まで含んで感じられるようになる
2.実践:自他への情動調律と共同解釈を現実で行える自己信頼を高める
3.決意:自らの言動を選び取る主体性が他者と生きる責任だと理解する4回3セット=全12回
本来は全12回ですが、入門・実践・理論と3つのセットに分けることで、以下のメリットがあります。
1.一度に12回分払わないので、価値がないと感じた時に止めやすい
2.4回で一旦区切るため、日程の調整がつきやすい
3.連続で受ければ半年で受講完了できる
(現在は入門編・実践編のみ実施。理論編は2023年下旬にトライアル開始予定)
日程調整の柔軟性
現在は参加希望者が3名以上集まったタイミングで日程調整を行うため、固定の日程にはなっておりません。原則隔週ですが、変動があります。
毎月中旬ごろに、翌月開始分の募集アナウンスを行います。アナウンスや日程調整は全てGADHA Slack内(参加無料)で行いますので、希望者はぜひSlackにご参加ください。
完全オンラインで全国から参加可能
GADHAの活動は全てオンラインで行なっており、プログラムも同様です。それによって、居住地を問わず全国から参加者の方々がいらっしゃいます。
必要なのは無料のオンライン会議ツールZoomだけです。
Time Table
当日の流れ
1チェックイン
プログラム当日、そしてその瞬間に「頭、心、体」それぞれが感じていることの共有から開始します。
2アイスブレイク
それぞれが取り組んできたホームワークを発表し、それを題材に具体的な学びに取り組みます。
3レクチャー
事前にレクチャー動画を見てきた上で、その内容についてディスカッションして理解を深めます。
4チェックアウト
次回のホームワークを確認し、チェックインと同様に「頭、心、体」の状態を共有して終了します。
Feature
プログラムの特徴
特徴1.「する学び」
このプログラムは、ホームワーク、ケーススタディ、レクチャーを組み合わせ、「単に座っていれば時間が過ぎる」ようなものではなく、能動的な学びの場を目指しています。
もともとレクチャーは当日行っていましたが、現在は録画を事前に見てきてもらうことで、集まる時間をより濃厚な学びの場になるよう設計しています。
特にホームワークは「非常に負荷が強くしんどいが、大事な気づきが得られる」と多くの参加者から評価いただいています。
特徴2.少人数のチーム
GADHA唯一の有償プログラムのため、全員非常に強い意欲を持って参加しています。また、オンラインでのチャット(slack)グループもあるので、リアルタイムで相談やわからないことの確認なども可能になっています。
加害者変容は非常に苦しく心理的負担も大きいプロセスです。当事者会など他の活動は「継続的に同じ人間と少数で深める」活動ではないため、このプログラムの同窓生はある種の支え合い、ピアネットワークが最も形成されやすくなっていて、一種のチーム・仲間としての感覚を得られます。
特徴3.非常に高い評価
「本プログラム全体を、自分と似た加害者に対してどのくらいおすすめできますか? 」という10点満点の質問に対する回答の平均は「9.6」点です。
プログラムはアンケートによる作業同盟尺度(※)でも評価しており、ゴールの合意が「9.4」点、方法の確信が「9.4」点、信頼関係は「8.8」点でした。
FAQ
よくある質問と回答
参加するのにいくら掛かりますか?
修了するのにどのくらいの期間が掛かりますか?
どんな人が参加していますか?
受講者にカウンセリングや心理療法的なケアは行われるのでしょうか?
Warning
注意事項
プログラムの参加は、ポジティブな影響を及ぼすとは限りません。
自分の加害性と向き合い、それを認め、変容するには多大なストレスがかかります。
そのため「おれは大変な思いでプログラムに参加しているんだ、感謝しろ」「自分が頑張っていることをわかって欲しい、なんでわかってくれないんだ」と被害者を攻撃したり、プログラムが近くなるとイライラして加害行動を起こしてしまうといったケースがあり得ます。
プログラムに参加するのはあくまで加害行動を減らすこと、自他共に持続可能な形でケアができる関係を作ることが目的であり、逆効果になるリスクを感じた場合は一度中断することをお勧めします。
また、そのような判断が可能なように、参加費用の支払いは初回プログラム完了後、2回目参加までとなっています。
GADHA以外にもたくさんあります。相性の良いプログラムを探してみましょう。
GADHAの他にも、加害者向けのさまざまなプログラムが存在しています。ぜひ他の組織・プログラムも見てみてください。日本で長く活動されている組織・活動をいくつか紹介します。
他にもさまざまありますので「DV プログラム」などで検索してみてください。
GADHAは心理学ではなく哲学をベースにしている点、代表も当事者である点、治療関係でないからこその活発なオンラインコミュニティなどが特徴です。
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